「元気つくし」を食べてみようと思っている方。いつも食べている方。
買う前に「元気つくし」の特徴をチェックしてみては。
これらを知ることで食事がもっと豊かになりますよ。

「元気つくし」は暑さに強く元気に育ち、食べる人にも元気を与えるお米です。また、「米の食味ランキング」で特Aを獲得するなど高評価を得ているブランド米です。

この記事は以下のような内容です。

「元気つくし」の主な産地

「元気つくし」は福岡県で作られています。福岡県は米文化発祥の地で、古代に九州で始まった米作りは東へと広がっていったと言われています。

良食味米への探求が「元気つくし」を生んだ

福岡県では「夢つくし」の開発に成功していましたが、それ以上の良食味を求めて更に研究されていました。
そんな中温暖化の影響で「夢つくし」の品質が安定しなくなるという問題が発生します。

そこで高温の問題が出る以前から交配されていた「元気つくし」が脚光を浴びることとなります。
「元気つくし」は「ちくし46号（つくしろまん）」を母に、「つくし早生」を父に持ちます。
「つくし早生」は高温に強く品質も良い品質で、その良さを引き継いだ品種となりました。

「元気つくし」は2008年（平成20年）に品種登録出願され、2009年（平成21年）から一般栽培が開始されました。

「元気つくし」の名前の由来

「元気つくし」の名前は暑さに強く元気に育ち、食べる人にも元気を与えること。また、福岡県の古くからの名称である筑紫（つくし）からきています。

「元気つくし」の特徴

甘み	うま味	モチモチ	香り	見た目
★★★	★★★★	★★★	★★★	★★★★

「元気つくし」の特徴として以下のように言われています。

上記画像は全国80銘柄の食味チャートです。

こちらのチャートによると「元気つくし」は他の銘柄と比べてモチモチなお米です。

ただ、お米の味わいや食感は地域や収穫年によっても異なりますのであくまで目安としてご利用ください。

「米の食味ランキング」で特A評価獲得

「元気つくし」は一般財団法人 日本穀物検定協会が発表している「米の食味ランキング」で最高ランクの特Aを2011年（平成23年）から4年連続で獲得しました。
また、食味検査では炊飯から5時間後でも、食味評価が基準米の約５倍の数値を示し冷めてもおいしいお米と言うことが証明されました。

✓「米の食味ランキング」とは

米の食味ランキングは、炊飯した白飯を試食して評価する食味官能試験に基づき、昭和46年産米から毎年全国規模の産地品種について実施しています。食味試験のランクは、複数産地のコシヒカリのブレンド米を基準米とし、これと試験対象産地品種を比較しておおむね同等のものを「A’」、基準米よりも特に良好なものを「特A」、良好なものを「A」、やや劣るものを「B」、劣るものを「B’」として評価を行い、この結果を毎年食味ランキングとして取りまとめ、発表しています。

一般財団法人 日本穀物検定協会

美味しい食べ方

「元気つくし」は味・食感共にバランスのとれた品種なので和・洋・中など幅広いごはん料理に合います。

冷めても硬くなりにくく粒形が崩れにくいのでお弁当やおにぎりにも向いています。

価格の相場

「元気つくし」のおおよその価格相場は以下となります。

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まとめ

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