「あきさかり」ってどんなお米なのでしょう。
これから食べてみたいと思っている方もいつも食べている方も、買う前に「あきさかり」の特徴をチェックしてみては。
これらを知ることで食事がもっと豊かになりますよ。

この記事は以下のような内容です。

「あきさかり」の主な産地

「あきさかり」は福井県で生まれたお米です。
福井県には大きな河川があり、豊富で清らかな水資源が豊富です。
そして美味しいお米作りに必要な粘土状の土壌、昼夜の寒暖差もあり古くから米作りが盛んな地域です。

そんな自然豊かな福井県で生まれた「あきさかり」は福井に留まらず、広島県や徳島県でも栽培されています。

「あきさかり」の誕生秘話

福井県では家族でこじんまりとした農家が減少し、一方で20ヘクタール以上層の大規模農家が増加していました。

そのため、お米を収穫する時期が集中しないよう、収穫期が遅い品種を作ろうということで誕生したのが「あきさかり」です。

1997年（平成7年）、福井県農業試験場で開発がスタートし2008年（平成20年）に誕生しました。
キヌヒカリの子孫「あわみのり」を母に、コシヒカリの子孫「越南173号」を父に持ちます。

「あきさかり」の名前の由来

収穫の秋に、人々が「あきさかり」の魅力に大満足するとともに長く愛され繁栄することを願って名づけられました。

「あきさかり」の特徴・魅力

「あきさかり」はコシヒカリとキヌヒカリの良さを受け継いでいます。
コシヒカリよりも見た目に優れ、コシヒカリと同等のおいしさとも言われます。
「あきさかり」の特徴として以下のように言われています。

上記画像は全国50銘柄属性マップでパナソニック炊飯科学のプロ、ライスレディが50銘柄の属性を分析したものです。

こちらのマップでお米の銘柄を比較するのもいいですね。

ただ、お米の味わいや食感は産地や収穫年によっても異なりますので上記表はあくまで目安です。

「米の食味ランキング」で特A評価獲得

福井県産「あきさかり」は一般財団法人 日本穀物検定協会が発表している「米の食味ランキング」で2015年（平成27年）から3年連続で最高ランクの特Aを獲得しました。
広島県産は2016年（平成28年）、徳島県産は2018年（平成30年）と2019年（令和元年）に特Aを獲得しています。

✓「米の食味ランキング」とは

米の食味ランキングは、炊飯した白飯を試食して評価する食味官能試験に基づき、昭和46年産米から毎年全国規模の産地品種について実施しています。食味試験のランクは、複数産地のコシヒカリのブレンド米を基準米とし、これと試験対象産地品種を比較しておおむね同等のものを「A’」、基準米よりも特に良好なものを「特A」、良好なものを「A」、やや劣るものを「B」、劣るものを「B’」として評価を行い、この結果を毎年食味ランキングとして取りまとめ、発表しています。

一般財団法人 日本穀物検定協会

美味しい食べ方

「コシヒカリ」に似た美味しさを持ち、甘みと旨味のあるお米ですのでそのままでもおいしくいただけます。

また、薄い味付けの料理やあっさりとした和食と相性抜群。
もっちりとした粘り気もあるので炊き込みご飯もいいですね。
冷めてもおいしさを保てるお米ですのでお弁当やおにぎりにも〇。

価格の相場

お米の値段は銘柄だけでなく産地、販売店によってかなりバラつきがあります。
そして同じ10kgでも1袋10kgなのか5kgが2袋なのかでも変わってきます。

ですので厳密な販売価格の相場をお伝えするのはかなり難しいのですが、筆者が調べたところざっくりと以下の様になりました。

店頭では手に入りにくい

「あきさかり」は生産量が少ないので店頭ではなかなか手に入りません。
楽天やアマゾンなどのインターネット通販では比較的手に入りやすくなっています。

ふるさと納税でお得に

実質2,000円でお米が買える、お得なふるさと納税。

特に楽天ふるさと納税は楽天スーパーポイントが溜まるのでダブルでお得。
スーパーセールやお買い物マラソン期間中に買い回りすると更にポイントがザクザクもらえますよ。

まとめ

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